Hi-Torque Publicationsということろがやっているモトクロスアクションマガジンというホームページに、腕上がりについての記事があったので読んでみました。誤訳意訳超訳もあるかもしれませんがあんまり気にしないでください。
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【腕上がりについて知っておきたい10のこと】
1.腕上がり
腕上がりは上腕の血流不足から起こる。腕を酷使すると心臓に戻る血流が悪くなるけど、心臓から来る血は普段通りに来る。で、血の交通渋滞が起こって筋肉が膨らむ。膨らむと言っても筋膜の限界までしか膨らめないのでケンシロウのようには膨らまず、多少膨らんだ程度でカッチカチになる。でカッチカチになると更に血流がわるくなり、どんどん負のスパイラルを起こして筋肉機能不全になる。
2.腕上がり手術
最近ポピュラーになってきた。まだ新しい手術で改良中の手術ではあるけども。
根本的な考え方としては、腕上がりの原因の一つである「筋膜」を切り開いて、カッチカチになるのを防いでしまおう、ということ。ケンシロウ化させてしまえば血の交通渋滞も解消されるんでね?ということ。
でも、手術に必ず効果があるという保証はない。筋膜がふさがってしまうかも。
3.運動
あなたの血液を規則的にしっかり流れさせておくことにより腕上がりを緩和することができる。2週間に1回程度しかバイクに乗らないと、体がなまって腕上がりになる。
モトクロスをやるには筋肉や心臓が高負荷に耐えらる状態を保っていなければならないんだ。解決法は、モトクロス以外にも運動をすること。マウンテンパイクや縄跳び、ジムに行くのも良い。
4.トレーニングしすぎ
過ぎたるは及ばざるがごとし。トレーニングしすぎると体が回復できない。
トレーニングするなら回復するための時間も十分に取る。
運動をすれば乳酸が溜まるからな。
5.氷
氷最強。腫れがとれ、治療が促進される。
腕あがっちゃったら、乗車後に10分間各腕をアイシングするのが良い。
6.バイクの調整
ちゃんとポジションがセットアップされたバイクなら快適に操作できる。そうでないと、ガチガチの乗り方になって腕上がりにつながる。サスのセットアップは鍵だ。体重と技量に合わせたセットにしよう。固くするとしんどいぞ。ハンドルとかレバーの位置も操作しやすいようにセット。クラッチが重いと腕上がるぞ。
7.マッサージ
マッサージもすごく効果ある。乗車後、筋肉繊維はほつれて、毒素(乳酸とか)が産出されてる。マッサージすることでダメージを最小にできる。マッサージするときは、かならず血を心臓の方に送るように。逆はダメ。
8.ウォームアップ
プロライダーはかならずウォームアップをする。ウォームアップをしておけば腕の血流がよくなるので、腕上がりしにくくなる。
実際にバイクに乗ってウォームアップできなくても、そのあたりを走ったり、ストレッチしたりで同じような効果がある。
練習走行でハードに乗れば、あとの腕上がりを減少させられるかもしれない。
9.スロットル
スロットルコントロールに注意することで腕上がりを軽減できる。選んだギアが低すぎるとギクシャクするのでハンドルに掴まるカタチになり、腕が上がる。スロットル操作は流れるように。ブワっと開けるのではなく。必要以上の力は使わない。
10.筋トレ
あなたの目標がマッチョマンになることなら、腕上がりと縁が切れることはない。
筋肉量の増加はモトクロスではプラスにはならない。ビロポートやら、バルシアやら、アレッシを見てみろ。細いから。筋トレするならマッチョになることを目指さず、体幹や下半身に重点を置くこと。
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以上です。
てことは、氷を使ってマッサージをすれば(5.と7.を混合)たちどころに腕上がりは解消されるんですね。今度試してみようっと。